XAMPPでPHP8が使えるようになっていたので、今日の昼間にWindows10上にXAMPP(PHP8)、PhpStorm 、Xdebug3をインストールしてデバッグ(ステップ実行)が出来るように設定しました。
XAMPP(PHP8)はこちらからダウンロードできます。
「Windows向けXAMPP」のボタンをクリックしてダウンロード後インストールです。
つぎにPhpStormをこちらからダウンロードしてインストール。
「今すぐダウンロード」のボタンを押してダウンロード後インストールです。
Xdebug3はこちらからDLL(ダイナミックリンクライブラリ)をダウンロードして、「C:\xampp\php\ext」に移動します。
上のXdebug3のダウンロードページには多くの種類のDLLへのリンクが貼ってあるのですが、どれをダウンロードするか分からない場合は、以下の方法があります。
Xamppをインストール後にブラウザで「http://localhost/dashboard/phpinfo.php」にアクセスすると、以下のようなphpinfo()の出力が表示されます。
このページを表示させながらキーボードの「Ctrl + A」を押して文字列を全て選択してコピーします。
コピーした文字列を以下のページ内にあるテキストボックスに貼り付けて「Analyse my phpinfo() output」ボタンを押すと、ダウンロードするべきXdebug3のDLLを教えてくれます。
私が上記のページで試しにやってみたら以下のように表示されました。
このページで「1. Download php_xdebug-3.0.4-8.0-vs16-x86_64.dll」と書かれているので、ファイル名をクリックすればDLLをダウンロードできます。
このダウンロードしたDLLを「C:\xampp\php\ext」へ移動します。
php.iniの[xdebug]の項目は以下のように設定します。
[xdebug]
zend_extension="Xdebug3のDLLへのパス 例「C:\xampp\php\ext\php_xdebug-3.0.4-8.0-vs16-x86_64.dll」"
xdebug.mode=debug
xdebug.client_host=127.0.0.1
xdebug.client_port="Xdebug3が接続するポート番号(デフォルトは9003)"
php.iniの[xdebug]の設定について詳しくは以下のページに書いてあります。
Xdebug2とXdebug3でデフォルトのポート番号が違うので注意が必要です。
Xdebug2は9000で、Xdebug3は9003となっております。
PhpStormの設定でもXdebugのポート番号を9003に修正しないとデバッグ時のステップ実行がうまくいきません。
日本語化プラグインを入れたPhpStormでは「メニュー」→「設定」→「PHP」→「デバッグ」→「Xdebug」→「デバッグポート」で9003を設定します。
これでPhpStorm上でPHP8とXdebug3を使ってデバッグ(ステップ実行)できるようになりました。